土が決め手?観葉植物の育ち方
観葉植物がイキイキ育つかは「土」で決まる?
Photo by そらまめさん@GreenSnap
観葉植物が元気にイキイキと育つには、まず土の選び方で決まるといえるでしょう。
鉢のなかで育つ観葉植物にとって土は、そこにしかないものであり重要な栄養補給源です。水やりや肥料、剪定など日々の手入れをを3割と考えても、7割は土の質で変わると考えましょう。
なお、観葉植物を購入後に元気なのは、あらかじめ育ちやすい弱酸性の土に変化させているためです。購入後しばらくして元気がない、どこかやつれてきたといった場合は、土が劣化している証拠です。
このように、観葉植物の土は、私たちの知らないところで大きく変化しています。観葉植物を育てるときは、土質が重要であることを押さえておきましょう。
多くの観葉植物は「水はけ」のいい土を好む
観葉植物の多くは、水はけのいい土を好みます。水はけのいい土は、新鮮な空気を含み、ふかふかとした環境であるため、根を上手に張りながら成長します。
しかし水はけの悪い粘土質と化した土は、根をうまく張れず根腐れが起き、最終的に枯れてしまいます。
土はとても細かい粒でできています。水を何度も含み、植物の成長とともに空気が失われれば、その粒子はさらに細かくなり、粘度のように固まりやすくなります。
そのため、いつまでも元気な観葉植物を育てたいなら、排水性に優れた土を選ぶことが大切です。
観葉植物におすすめの土とは?
室内に置くなら「臭いの少なさ」と「安全性」も重視すべし!
観葉植物を室内で育てるなら、「臭いの少なさ」と「安全性」もチェックしましょう。
そもそも土が臭うのは、土に含まれた肥料によるものです。観葉植物用の土には、有機肥料が使われることがほとんどです。有機肥料は油カスや牛糞、鶏糞など有機物を混ぜているため、高温多湿の梅雨時期はとくに、独特な臭いが発生します。
安全性は、殺菌消毒済みかどうかで判断できます。有機物を含んだ観葉植物用の土は、栄養分が豊富なだけに虫を寄せつけやすい欠点があります。虫を寄せ付ける原因につながれば、屋内で観葉植物を育て続けるのは難しいでしょう。
そういった理由から、室内用観葉植物の場合は、臭いの少なさと安全性もチェックする必要があるのです。
そんなときにおすすめなのが『evoみどりが鮮やかになる土5L』です。同商品は、成長を助ける栄養成分が豊富に含まれていて、空気をしっかり含んだ軽い土です。臭いも少なく室内でも安心して使えるので、今すぐ使ってみたい方はチェックしてみてくださいね。
「有機質の少ない土」を選べば虫がわかない?
観葉植物用の土は腐葉土や有機肥料などを多く含んでいるため、それらが虫のエサになるケースが多いです。さらに、ふかふかとした土は虫にとっても住みやすい環境であるため、卵を産つけることも少なくありません。
植物にとって豊富な栄養でも、虫のエサになってしまうのは好ましくないですよね。そのため虫が苦手という方は、有機質の少ない土を選ぶ方がいいでしょう。
観葉植物にわく虫が嫌なら「土なし」で育てるのも◎!
観葉植物に虫がわくのが嫌という方は、そもそも土を使わないで育てる『テーブルプランツ』を選ぶのも一つの手です。テーブルプランツは専用のスポンジを使っているので、病害虫を防ぎながらイキイキと育てられますよ。
樹形がユニークなガジュマルや金運アップに効果的なパキラ、テーブルヤシなど幅広く取り扱っていますよ。
室内の観葉植物には虫がわかない土がおすすめ!
今回は、観葉植物に適した土についてご紹介しました。屋内のインテリアとしても注目を集める観葉植物ですが、その一方で虫がわきやすいといった欠点もあります。虫の発生を防ぎながら元気な観葉植物を育てたいなら、殺菌消毒を済ませた土を選ぶのがよいでしょう。